Saturday, January 10, 2009

南アジア入門 101A: バンガロール,インド

courtesy of Annie Myers


Aug. 2004 - Dec. 2004
Bangalore, Karantaka, India




謹賀新年2K9Happy New Year, Feliz Año Nuevo! ゆるぎないモノを大事に日本でアジアで世界で、今年も皆お互いに成長していきましょう。アーライ、それで今日はアジアの南側、インドの話。


一般的に「仏教とカレーのオリジナル」として知られ、最近ではメディアにより「新興国」などと伝えられる大国インド。私が住んだのは南インドの重要都市バンガロール





南アジア入門 101A: バンガロール,インド





001. 一般情報


まず国土は日本の約9倍。人口11億人以上。南はトロピカルで北にはヒマラヤの氷河。古代インダス文明の地であり、インドカルチャーの歴史はリッチ。公用語が20以上あるなか英語とヒンディー語が共通語。キーワードは「複合的多民族多言語多宗教社会」。ありとあらゆるタイプの人間が密集している.

そしてなるほど、数字の0(ゼロ)という観点はインドが発祥の地と言われるほど古くから数学が発達しているので、現在はインテルをはじめとするの世界的なIT産業で活躍するインド人が非常に多い.


002. 宗教たち

現地発祥のメジャーどころはヒンドゥー教、仏教、ジャイナ教、シーク教。そして,長い時を越えと多く離れた地域から渡ってきたのはイスラム教、クリスト教、ゾロアスター教など.それぞれルールが違うが,基本的にインドでは,毎日が宗教的な感じ.人生そのもの宗教.

つの神様を信仰する者、多数のシンボル的神様を信仰する者、修行を重ねることで自分が生き神様へと到達しようとする者、全裸でお祈りする者や食肉しない者 など、多様な信仰のあり方や宗教観がある印象を持ちましたね.「あなたは神様を信じないのですか?」なんてのを出会ってすぐにぶつけてくる人間もいたりし た.


003. 人々

どこへ行っても人だらけ。夕方の渋谷ぐらい混んでる。それは中東アラビア系、東南アジア系、アーリア人・ヨーロッパ系、ヒマラヤ山岳民、遊牧民、もうアジア全域のあらゆる人種が共存している感じ。なので、私の様な東アジア人も結構いる。

近所で美味しいマサラ・ドサプーリなどを食わしてくれてた店の従業員たちは、私のことを日本人ではなくインド東北部のマニプール人かチベット人系の仏教徒と思っていた。

んなローカル達とのコミュニケーションで印象に残ってるのは、私が一人だと特に冷たくもなくフレンドリーでもないが、白人と一緒のときは必要以上に格式 ばっていた。「イエッサー、かしこまりました」みたいな感じ。「イギリス統治時代の主従システムが今も染み付いている」らしい。

そんな人々の服装は所属する宗教や階級が反映されてるようですが、最近はグローバル世代やネオ中産階級を中心にジーンズとスニーカーもかなり普及している。

ちなみにバンガロールのパブリックにある標識や案内板には、英語とヒンディー語の表記に加えてカンナダ語やタミル語で書かれている。これはそれぞれ独自の言語と文字を持つ2つの州に挟まれている為。さらに私が住んでた近所のイスラム教徒が多い地区ではウルドゥ語も使用されていた。


続く

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