Saturday, April 18, 2009

ダンスホール学 101: 食問題の向こう側 A


Nochi の学園的海外生活見聞録シェア,下町グローバルアカデミー。


今回は国内に目を向け、トピックは「食」。最も大事な人間の基礎の一つ「食」,これが何かと”忙しい,面倒くさい”等を理由にちゃんとケアされていないのが多くの人たちの日常と化してる現実.そのおかげでガッツリ儲かる加工食品産業、その影で見えない我々人間の「残酷さ」,そしてこれらにまつわる数々のニュース。"オイシイもの"に囲まれてはいるけれど,実際には口にしてる食べ物のバックグラウンドをほとんど知らない我々.


ここでは、時代背景を映す音楽文化の中でも特に色濃く「歴史的反骨精神」の魅力がタップリなレゲエカルチャーを「ダンスホール学」と見立て、フィールドワーク風に「食」の話を進めます。







文化のローカライズで進化し続け,世界にその唯一無二なカルチャーを発信する日本社会.その首都,世界に誇るメトロポリタンバビロンシティー,東京.そのトーキョーを舞台に「日本レゲエ界の異端児」などと称され気合一番のバイブスと鋭い切り口のリリックで現場を沸かし,人々の意識レベルを喚起させるHibikilla氏。その深い洞察力を持った彼に、Food Issue=「食」に対する考え方、そこから広がる「チョット小難しい話」などを伺いに行きました。




Dancehallogy 101: Behind the Food Issue A


-Hibikilla 氏と考える食問題の向こう側-





Q. 20078月に発売されたHibikilla 氏の 2nd Album 「濃厚民族」,その収録曲である “What’s Cooking? feat. Everton Blender”、どうゆう思いで作られたんですか?



簡単に言うと“食を見直そう”の歌なんです。この曲はEverton Blenderが日本に来てる時に作ったんですけど、彼はラスタなんでやっぱ食事にものすごく気を使ってたんです、キッチン付のホテルに泊まってて。」


「そして彼女がそうゆうのを好きってのもあって以前からそうゆう曲を作りたいと思ってました。」


「衣食住」という人間の一番大事な三つと言われてる中で、みんな「衣」の事は気にするけど「食」の事は気にしなさ過ぎ。それは違うぞって、そこも大事じゃないか?というのがありまして。」


Munga Movado Beenie Man もラスタですからね。みんな“食“を気にしてるんですよ、あんなギャングスタでも」




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