Thursday, April 23, 2009

ダンスホール学 101: 食問題の向こう側 B

Nochi が特にここ数年 の間,海外や日本の都市部で「見て・経験して・感じた」ものの一つに,「毎日の食事がちゃんとケアされにくい」という現実がある. 特に,日本やアメリカのような経済的に豊かな国の経済基盤を支える「消費者層階級」を中心に蔓延してる.


それは,ある種の構造的な現象にも見える.そして,日本のマスメディアがあまり”伝えてきれていないこと”を少し私なりに掘り下げてみる.それらを合わせて考える.んー.

なるほど,だからガッツリ儲かる加工食品産業,その影で見えみくい我々人間の「残酷さ」,そしてこれらにまつわる数々のニュース,そしてグローバル化された食品産業の工業的な構造


これらを知りつつも・・・ 生きつづけるのが我々.
さああなたはどうする?





Dancehallogy 101: Behind the Food Issue B

-Hibikilla 氏と考える食問題の向こう側-



...続き



Q. 身なりよくしっかりしてればオッケーみたいのが全体にあるように私の目には写ります。


「スー パーマンとモンスターの話になるんですけど、スポーツの世界だけじゃなく一般社会もモンスターを求めるんですよやっ ぱり。例えば会社だったら残業もいとわない猛烈に働くサラリーマンとか。どちらかと言えばモンスター的な方向性なんですよね。例えばアーティストだった ら、1ヶ月に5曲も10曲も書いちゃうような。そうゆう風にしたらアルバムいっぱい作れるから儲かる。そうゆう方向性なんですよね今の世の中全体が。」

「モンスター化を求めるプレッシャーが強い社会と言える。」


「だからどうしてもバランスを欠きますよね。そうすると私生活がおかしくなったり当然の帰結じゃないですかね。」

「意外とみんな忘れてるけど、ジャマイカってすごいキリスト教徒が多いじゃないですか。国民一人当たりの教会の数が世界一らしいんですよ。キリスト教以外でも、ラスタだったりイスラムだったりして。みんな2000年前から4000年 前ぐらいの話が書いてある本を読んでるんです、聖書なんですけどね。そうゆう人達が多い社会だから、人間として無理をしない、モンスター化しない様な社会 なんじゃないかな意外と。どちらかと言えばスーパーマンが多い社会。そうゆう所から生まれてる音楽がレゲエ、の気がする。」



Q. そう言われると我々先進国がやっていることはモンスターをどんどん作っていこうと。


「飯を食うよりもサプリメントを取って筋トレして、みたいな。筋トレじゃなくても、残業して、子供のうちから習い事して、でも何でもいいんです。」


Q. 多くの人が「食を見直そう」に対して「そんなこと出来ない。時間無いし金かかる」と。こうゆう状況を不本意ながら持ってる。


「自炊はした方がいいと思いますよ。」

「天洋食品の事件から思ったんです。あれ業務用じゃなく家庭用なんです。家庭で冷凍餃子を食べる人がこんなにいたのか、ってのが率直な感想でしたね。」

「食品工場で作ってるのは工業製品、プロダクトですよねそれは。そうすると、そればかりになっちゃうと危険だなって誰に教えられるわけでもなく“感覚”として 持つべきものだなと思いますね。感覚ってコレ大事で鋭く持つ、“第六感“と言うか“野生の勘“を持ちつつ生きるってのが必要なんじゃないかなと思う。」

「結局、野生の勘をもっと信用した方がいい、日常ってそうゆうものの積み重ねだと思うんですよ。“何か変“ってゆう自分の感覚を信用する、そこを鍛えるってことです。鍛え方はないようだけど、ちょっと海や山へ行けばすぐに復活する感覚だと思うんです。」



続く...

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