Sunday, September 7, 2008

ブルックリン入門 101B: ウィリアムズバーグ


Dec. 2005 - Jul. 2007
Brooklyn, NY 11211, USA




ブルックリン入門 101B: ウィリアムズバーグ


続き


003.
エリアリサーチ

の地区で住む・働く・ハングアウトしてるのは「全種類の人=All Kind of People」。「人種」、“subculture“”social class=社会層など細分化された連中=Tribe”がごっちゃに存在する、この小さな地区ウィリアムズバーグ。もう既成の価値観や表現だけじゃ物 足りない、さらに多くの者たちが「共存共栄」する。


日もちょうどEast Williamsburgの、あるLoft(元倉庫で今住居)で行われたRooftop Partyへ行ってきた。日没後に着いたらフードはall gone、でもmusicは大丈夫。カナダや南部テキサスはヒューストンから黒人お姉ちゃんラッパーたちが来てて、いい感じに盛り上げてた。一人アツ過ぎ たのかトップレスでパフォーミングしてるMCもいた。屋根の上のparty people、ジャンプしたり腰くねらせたり、夏ワンピ・ドレスのお姉ちゃん、ヒッピー的青年系、アーバンスタイル・ゲットユース、New Era斜めかぶりFat Joe風のマッチョマン、ラスタマンも2・3人、日本人女の子のグループもいた。そして結構見かける「異文化間カップル=Intercultural Couple」。もう「誰でもあり・何でもあり」で「よってらっしゃいlinkしてらっしゃい」なコミュニティーですね、ここまで混ざってると。



004. 要約


んな“Tribe“が一つの空間で、考え・スタイルなど様々な要素を共有しながら混沌と共存してるのが体験できる、いい意味で「ドンドン出る杭」的な地区 ココWilliamsburg


tribeによって、ボディーラングエッジ(身振り手振りや体のさばき方)、話し方や聞き方やモラルなど「文化的な要 素」が違うのも面白いし、それらを学んで吸収していくのもチャレンジングだけど、「人と人」がキーワードの異文化交流と地域の発展、俺達ジャパニーズに とっては新しいアイデアもらえる面白い地区と思う。


NYC立ち寄るみんな、是非この雰囲気を味わって次なる新しいものへと繋げて欲しいです。




Monday, September 1, 2008

ブルックリン入門 101A: ウィリアムズバーグ





Dec. 2005 - Jul. 2007
Brooklyn, NY 11211, USA


多種多様な人々をひきつけ“文化相互=cross-culture”を続けるNY。その中で“都市文化=Urban Culture”を創り出し続けているBKLNブルックリン。「でも、実際街の様子とかどんな感じ?」

今ブルックリン中で最も活発で多様な地区ウィリアムズバーグ





ブルックリン入門101A: ウィリアムズバーグ



001. あらまし

14丁目ユニオンスクウェアから地下鉄L線5分の便利なロケーション。ブルックリンの中では北側に位置する小さな地区。NYCの発展を「マンハッタンの為の工場と倉庫」的な工業ビジネス中心に成り立ってきた。一昔前まではイタリア人が大勢住んでた地域。戦後の大まかな流れとして、40年代ヨーロッパからホロコーストを避けてアメリカに来たユダヤ人が大勢移住してきた。そしてドミニカ人・プエルトリコ人たちもコミュニィティーを作り始める。

時代は移り、70年代から始まった街の移り変わり。川の向こう岸マンハッタンから「安い・広い・便利」を求める若手アーティスト達の流入。90年に入り急激に加速した「Yuppie(ヤッピー)」や「Hipster(ヒップスター)」などの移住により変化し続けている。グローバルに見れば、地球上で何万年も続いている「人類の大移動」、ココではその面白い一部をライブで目撃・体感できる。ココは“ブルックリンで最も多様なご近所=The most diverse neighborhood in BKLN“。


002. 人々

グループA, 
ここ10・20年ほどで急成長してる、上京独身者が多めのtribe。
  • Yuppie (=Young Urban Professionals). 「若い都市のプロフェッショナルたち=ヤッピー」.かみ砕いて言ったら「プロのサラリーマンたち」。安定した高収入がある新しい人たちで、現在ウィリアムズバーグで急増中。基本的に高収入の為,地元ではあまり良い評判を聞かなかった.
  • Hipster. コノ言葉をWikipedia.orgで検索、「メインストリームを避け独自の路線を行く者」。拡大解釈で「おもろい・かっこいい新スタイルを創る者」。目立つ特徴として,裕福な家庭の出身であったり,基本的に菜食主義であったり,(車は持っている若しくは買う余裕があるのに)ピストバイクに乗ったりと,LOHAS やECOに非常に近い存在.「何でもあり・誰でもあり」な気風があり俺達アジア人やブラウン系・白人系をよく見かける。

グループB, 一世代以上前の昔に移住してきた、家族同居ローカルが多めのtribe。
  • Latino. 主にドミニカプエルトリコなどスペイン語圏のカリブ諸島から、多くが戦後入ってきた。Reggaeton好きの若者多い。黒人系、白人系、混血系とさまざま。家族とのつながりが強いと評判で、大家族でBBQしてるのよく見かける。最近は「勤勉」と評判のメキシコ人も流入中。
  • Hasidic. 戦中・戦後にかけてヨーロッパを逃れてきたユダヤ人たちの中でも「保守的」で知られる宗派の者たち。工業ビジネス系でローカルネットワーク強いように映る。男はみんな、ユダヤ人レゲエアーティストMatisyahuのような格好で、女も全身黒系スカート膝下スタイルばっかり。
  • Italian. すでに戦前に多くが入ってきてコミュニティーを形成。30年代にはItalian Williamsburgと呼ばれていたトコロもあった。現在「ウィリアムズバーグの土地の多くは彼らによって所有されてる」、と言われてる。   
  
これら以外にも、北側に面する通称“North Side”には多くのポーランド人がコミュニティー作ってるし、“East Williamsburg”と呼ばれてる少し東のエリアに行けば(=マンハッタンから遠ざかれば)黒人の住民が多くなってくる。これら全ての、それぞれに柵(しがらみ)や思惑を持つall kind of peopleが、中心からチャリで5-10以内の範囲に住み分け切れないほど混在してる。


続く



Wednesday, August 27, 2008

Opening of Downtown Global Academy


Welcome to my culture blog, Downtown Global Academy.

My name is Nochi.
I'm a Japanese national and currently living in downtown Tokyo.

During the age of 20 - 29, I lived in the US, Mexico, Costa Rica, India, and Japan's ancient capital Kyoto to expand my view on the world.
While I kept studying English and Spanish, I participated interesting movements all over the world from an organic agriculture movements to urban party scenes. As a result, I gained so much experiences and knowledge.

Here in SGA, I'd like to share with my bredrens, readers, and global generation on what I've learned about global culture movement . And I hope you enjoy.


- Nochi


下町グローバルアカデミー オープニング


ようこそ,私の文化ブログ「ダウンタウングローバルアカデミー」へ.

私の名前は能智です.
日本人で,現在は下町東京に住んでいます.

20 歳から29歳まで,世界観を広げる為にアメリカ,メキシコ,コスタリカ,インド,そして古都京都に住んでいました.英語とスペイン語を勉強し,有機農業 ムーブメントから都会のパーティーシーンまで世界各地で興味深いムーブメントに参加してきました.そして非常に貴重な経験をし知識を得ました.


この DGA では,私の友人・読者の皆様そして次世代の人たちと一緒に,私のグローバルカルチャームーブメントについての見聞を共有していきます.お楽しみ頂けることを願っています.


- 能智