Tuesday, November 30, 2010

社会デザイン 463 : 油化装置






読んで字のごとく、油にする装置。何を?プラスチックごみです。発想の逆転だから、もうプラスチックごみは「ゴミ」じゃない時代に入ってるんだ。資源なんだ、リアルに。

開発者の伊東昭典氏によれば、「石油から作ってるんで、必ず石油にさほど難しくないプロセスで戻せるんじゃないかと思って」。


伊東氏が代表取締役を務める株式会社ブレストのサイト。

映像は国連大学の環境ウェブマガジン Our World 2.0 から。





Thursday, November 25, 2010

社会科学 103 : コリア半島の北と南






先日の朝鮮半島での南北コリアによる衝突の事件。日本語メディアが流すものは、話も映像も大体ドコも「北朝鮮アブナイ奴だ。敵だ。悪だ。」「許されない。何とかしないといけない。」と言っている。

んー、ワタシまた何か一つ納得がいかない。そんな気持ちで軽く今朝は呟いてみたので、そのつぶやきを下記に置いてみた。


-韓国側は、北朝鮮側が先に撃ってきたと言っているが、北朝鮮側は、韓国側が先に撃ってきたと言っている。(中略)これらの先例からすると、今回の南北間の砲撃戦も、北朝鮮が先に撃ってきたと断定しない方が良いだろう。

-米軍は、演習をやっているうちに紛れて本当の戦争を起こしてしまう傾向がある。

-韓国軍は米軍の傘下にある。韓国軍はこの日、北朝鮮の沖合12キロにある韓国領の延坪島の周辺海域で、軍事演習をしていた。

-01年の911事件でも、当日ニューヨークでハイジャックテロ対策の演習が行われており、航空管制官らは、演習なのか本物なのか判断できず対応が後手に回り、軍産複合体が望む「テロ戦争」が始まった。

-1990年のイラクのクウェート侵攻は、イラクがクウェートに侵攻するシナリオで米軍が演習をやって、米国がイラクのサダム・フセインを挑発して侵攻を誘発し、米軍がイラクに「百倍返し」して湾岸戦争を起こす策略

-上から下まで「鬼畜米英・神国必勝」と軽信して惨敗し、敵だったはずの相手に60年以上も魂まで差し上げて傀儡国に成り下がっている短絡的な愚行を繰り返してはならない。 



とここまでは「田中宇の国際ニュース解説」から気になったフレーズを抜粋つぶやきしただけ。で、更に自分の言葉で続けた。



-アイジアタイムス読んだら、今回の半島での事件の扱い「米国と韓国は・・・」の書き出しで始まっている。「北朝鮮が・・・」で始める日本のマスメディアと観点が大違いだ。

-RT(ロシアのニュースソース)は「北と南のコリアが・・・ で US dollar が上がってきている」と言ってる。




日本では、マスメディアも国会もこぞって「北朝鮮アブナイ奴だ。敵だ。悪だ。」のトーンで話してる。これを観察してると、ココでもキャンペーンは続いてると感じる。






Thursday, November 18, 2010

社会研究日本 101 : 尖閣騒動


ワタシたちが生活してるココ日本、毎日目まぐるしく流れる社会のニュース。日本国内のテレビ・新聞・雑誌などの「マスコミ」と呼ばれるマスメディアが伝えるニュースは、「良くも悪くもジャパニーズスタイル」とワタシの目には映っている。

インドで聞いた「盲人たちと一匹の象の話」の様に、ワタシ個人の考えとしては、一つの出来事についてもいくつかの解釈があると思っている。

今回は、そういった社会ニュースを「もっと多角的に知ろうよ」との思いで、ワタシの視点でブログります。今日のお題は、尖閣騒動。




社会研究日本 101 : 尖閣騒動に見る政治キャンペーン





picture taken from wikimedia commons



キャンペーン

マスメディアによると、「日本領近海で不法に漁をしていた中国漁船を注意したら体当たりしてきた。捕まえたら中国が逆ギレ。各地で抗日デモ、アブナイ中国。立ち上がれ日本。」大体こんな感じ。でも、他の観点はどうなの?

ワタシは「これは誰のキャンペーンだ?」と考える。

この視点のベースは、さかのぼること 2001 年の米国 911 事件以来の経験から。あの事件、マスメディアが伝えた米国政府発表の内容は作り話やウヤムヤ話が満載だった。でもアメリカ国民は政府を信じ、そして世論は動かされた。日本社会もフォローした、そして国際社会も巻き込まれた。しかし、それは作られたストーリーだったと気づくのには数年かかった。しかし、すでにアメリカを取り巻く状況は大きく変わっていた。それが、国際社会での情報戦。

だからワタシは、マスメディアの国際ニュースを読むときは何かプロパガンダが入っている可能性が強いと思って見聞きしている。


それでは、この尖閣騒動においてのキャンペーンポイントを見ていこう。


約束破り

国際ジャーナリストの田中宇の国際ニュース解説によると「最初に喧嘩を売ったのは日本かもしれない」と伝えている。

「え?どうゆうこと?」

田中氏の解説によると、1978 年日中友好平和条約を結んだ時、当時の中国のボス、鄧小平(トウ・ショウヘイ)の提案により「尖閣については、この先 50 年は棚上げして日中間で外交的に敵対しない」と合意の上で約束。そして、1997 年に結ばれた日中間の取り決めで、尖閣周辺の北緯 27 度より北の海域には漁業協定が設けられた。

でも、今回日本の海上保安庁が中国漁船を捕まえた地点は協定水域外の北緯 25 – 26 度付近で、そこは何も協定が存在しない海域だという。ここで問題なのは、中国が怒ると分かってるのに海保が日中間の約束を破り日本の法律で漁船長を起訴すると宣言したから。


あの尖閣流出ビデオ見たけど、確かに中国漁船は日本海保船にぶつかっている。しかし本当に日本のマスメディアが伝えてるような状況だったのかは、今のところ判断できない。
しかも、漁船による体当たり行為は海保側が誘い込んだ可能性がある、とも言われている。

じゃあ「は?なんで?」と疑問が出てくるね。今推測されているのは、A. 米国による政治誘導と、B. 日本政府内での権力争い。


煽られる僕ら


まずは、A:アメリカの政府内には、日中が敵対してる方が都合いい人達がいるようだ。海保は国土交通省の管轄。事件のあった時点での国交大臣は前原誠司氏。彼はこの直後、外務大臣に就任している。外務省は対米従属派がハバを利かせている機関と言われていて、アメリカにとってはあやつり易い。今回の事件は、米国が何かもっと大きな作戦の為に日本政府や前原氏をそそのかしてイケイケ路線でワザと日中を敵対させる絵を描いた、と推測する人もいる。

実際に、イラン・コントラ事件やアメリカ政府が表では「麻薬撲滅戦争」とキャンペーンしていたものが実は麻薬の密売でぼろ儲けしてたことを考えると、二枚舌で上手いこと日本の政局や世論を動かすのはそんなに難しくないと思う。

そして、B:僕らの政府内にも、日中が敵対してる方が都合いい人達がいる。第2次大戦以後続く日米同盟の権益に固執している連中にとって、日中間でいがみ合う何かがあった方が「自分たちは正しい、中国とは仲良くしない方がいい」という可能性。
あれ以来、日本でも熱心なメディアコントロールにより国民感情を刺激されている。

あらら、まじで?

んーやはり、一連の騒動で僕らは煽られているみたいだね。

「そんなの今に始まったことじゃない」と言う意識のはっきりした日本人も少なからずいる。近代に入ってからは、キャンペーン仕掛ける人たちが違うだけで、日本が関わる国際的なニュースの陰にはいつもアメリカがいる。

だいたい、一見したところ客観的なマスメディアの言い分は、出来のいい「演出」が散りばめられている可能性が強い。それは彼らの作戦の一つだから、むやみに信用しないよう気をつけよう。実際はもっと重大な出来事が起きている。例えば、このタイミングでロシア大統領が「日本領」である北方領土に上陸したのに、「ロシアが実効支配している」からメディアは大してニュースにしない。あれ、この件は騒ぎ立てないの?


要約

2001 年当時 911 関連の政府発表に異論を唱える人は一部の人たちだけで、大多数のアメリカ人たちは政府発表のストーリーを信じていた。

ワタシの目に映る今の日本、尖閣騒動に関するメディアの伝え方、すごく 2001.911 の状況に似てる。なんとなく感情論で世論が一つの方向にもって行かれ、肝心なところから目をそむけさせられている気がする。

見た目は日中二国間の問題だけど、後ろにはもっと多くの国がそれぞれの思惑で控えている。なのでワタシは、やれ「ナントカだ!」、いや「アンチナントカだ!」という気になれない。


母 国を思う、色々勉強する、考える、熱くなる、声にする、行動する。どれも大切だし素晴らしいことと思う。でも国が変われば立場や観点も違うし、「何が正しい」 「何が大事」も変わる。だから自分の観点で主張をして、反対意見の人や異議を唱える人たちとは根気よく建設的に話しをすることが必要と思う。時間かかるけど相互理解を深めて中間点を見出したい。それが出来ないんじゃ、結論は急がない方が いい。

とにかく冷静にならないとダメだ。
マスメディアが流す政治キャンペーンを鵜呑みにすると意識をもっていかれる。本質が見えてないのに実は誰かに踊らされてたなんて、なんか残念だもんね。



Saturday, November 13, 2010

Dancehall de España






el último trabajo de Shinjiman


Shinjiman の最新作



この Shinjiman という deejay、スペイン人です。スペインに住んでます。去年か一昨年に渋谷で会いました。毎週火曜心配無用の PHT にひょこっと遊びに来てて。

「日本で東京で火曜日のパーティーと言えばココでしょ?」って。

そんな彼の最新作。








Friday, November 12, 2010

社会科学 102: 大麻住民投票否決


以前にお伝えした米国カリフォルニア州のレクリエーショナル用大麻の合法化法案(プロポジション 19 )は、11 月 3 日の選挙民投票で否決された。

結果は、賛成 46%、反対 54% で僅差での否決だった。






そしてインターネット上でちょっと読み進んでいくと、 2 つほど興味を引かれた。

1. 反対票を投じた選挙民には、人種やクラスなどの偏りはないこと。これはワタシが思うに、人種・所得・教育レベルに関係なく個人的なレクリエーショナル用大麻が大衆化していることが見とれる。

2. また現在のカリフォルニア州の大麻産業地域の住民もかなり反対票を投じた。これは、もし合法化されると大手企業によって自分たちの生活が奪われてしまうとの不安から、と言われている。見方を変えれば、地場産業及び地元文化を守る行為とも解釈できる。


しかし、日本での大麻に対する目に余るネガティブキャンペーンとそれを真に受けてる社会住民とを比較すると、カリフォルニア州の住民には、実際に大麻と上手に付き合っていく上での基本的な社会的受け皿が整えられている。

先月、同州知事のシュワルツネッガー氏がサインした法案により、大麻所持が法の取締官にもし見つかっても 1 oz (28.5 g) までなら交通違反と同レベルでの扱いで罰金も最大で $100 以内、逮捕もされないし犯罪歴もつかない。

彼はこうも言っている、「アナタが大麻を吸うとか吸わないとか、誰も気にしてないよ」。


現在、米国では 14 の州と首都ワシントン DC で医療用大麻が合法化されている。




Sunday, November 7, 2010

ラテンアメリカ中級 45B : 陸路メヒコ出国


ラテンアメリカ中級 45B : 陸路メヒコ出国 <ヌエボラレド編>


2 回目にメヒコを陸路で出国したのは 2004 年夏。メヒコ・タマウリパス州のボーダータウン、ヌエボラレド (Nuevo Laredo) からアメリカ・テキサス州ラレド (Laredo) へ出国した時。ここは、リオ・グランデという川が国境になってる地点。


photograph taken from wikipedia


ボーダーまで

当時はアメリカの大学に所属しながら、スペイン語勉強とラテンアメリカ研究のフィールドワークを現地で実践してる時。ちょうど夏休みに入り、コスタリカを出てメヒコ経由でアメリカに一旦戻る、ってゆうタイミング。ってゆっても、アメリカにずーっとキープしてるアパートなんて無かったし、でかいトラベルバッグ転がしてバックパック背負って、って見た目はただの放浪者だったけどね。

とにかく、その夏はロンもマーシャもメヒコのグアダラハラにある実家に帰ってたし、彼らファミリーの家にステイさせてもらって、休みを満喫してた。食べ歩き、観光、散策、週末はバーベキューに夜はドレスアップしてパーティー。慣れないことばっかだったけど、その居心地のぎこちなさがモロ異文化体験でかなり楽しかった。ついでに歯医者にも通って、親知らず 4 本ともココで抜いたなあ。

週末はかなり頻繁に、ロンのお父さんが手掛けてた「ランチョ」と呼ばれる天然温泉付バケーションハウスまで出かけて、昼間からテキーラとマルガリータ飲んで、温泉プール入ってマッタリして、夕暮れを楽しんで、後はキャンドルライトと共にチルアウト。(今はちゃんと電気が通ってるよ)

で、いー加減 1 ヵ月以上滞在したし、そろそろアメリカ戻って次のセメスターの準備をしなきゃと、外人だしちゃんと書類のケアしとかないと、とアメリカに戻ることにして。時間はあるから、バスで行こうと決めた。メヒコの長距離バスは、日本の長距離バスかそれ以上の綺麗さと快適性があるしね。

で、バスに揺られやってきましたボーダータウン、ヌエボラレド。川を渡ればテキサス。


徒歩で越境

橋の手前のバスターミナルで降りて、荷物持ってテクテクと歩いて橋を渡り、おー見えてきましたアメリカ。国旗がアピールしてる国境警備最前線。この時はちゃんとパスポート持ってるし、ビザもあるし、何も問題ないぞ、と余裕の気持ちで入ってったよ、アメリカ側の国境検問所。

その小さい検問所では待ち時間もなく、入ってすぐにパスポートを出して、毅然とした態度の白人担当官から質問が始まって。外国入国の際のカスタムでのチェックは慣れてた、とゆう自負もあったし、大体聞いてくるのは、入国の目的、滞在期間、関税に申請するものあるかないか、とかでしょ。


嫌味なカスタム

ただ、俺が日本人でジャパニーズパスポート持ってて、アメリカの大学生のくせに学生ビザ持ってなくて
、でメヒコから陸路で入国しようとしてて、まあ、なんだコイツはと思ったんだろうね。
(アメリカ国内で週 20 時間以上クラスを取っていないと学生ビザを発行してもらえない。俺はアメリカの大学生だったけど、実際に住んでたのはコスタリカだったから学生ビザは持ってなかった)
そしたら、彼はしつこくいろいろ聞いてきた。

「なんでアメリカのカレッジの外人生徒なのにビザがないのか?」
「なんでコスタリカに住んでたのか?」
「なんでメヒコから陸路アメリカに入国するのか?」
「コスタリカで、メヒコで何をしてたのか?」
「アメリカで何をする予定なのか?」
「なぜその必要があるのか?」

とこれだけじゃないけどね。とにかくいやらしいトーンで聞いてくるわけですよ、彼は。そのうち俺も、ウザいし付き合うのに面倒臭くなってきて、その質問もうしたっしょ、と。で、はいそーですよ、いやそれはこーですよあーですよ、とちょっと適当に対応しだしてきて。そしたらその担当官、

「なんだ、どうした?急いでるのか?」
「急いでるも何も、質問に答えてるでしょ。」
「じゃあ、落ち着け。」
「オーケー、でも何回も同じ質問しないでね。」
「やっぱり急いでるのか。お前怪しいな。」
「何回も同じ質問したりして、こっちも嫌になるでしょ。」
「何だお前この野郎?」
「この野郎じゃねえっしょ?早く終わらせて俺のパスポートにスタンプくれ。」
「Hey you, stay right there!」
「・・・?」

そしたらすぐ横の扉が開いて、これまた力自慢が趣味っぽいマッチョな若い白人ボーダーパトロールの兄ちゃんがすごい形相で出てきて、俺をつかんだと思ったら、無理やりアメリカ側の部屋に連行してって。

「バシンバシン、ガツンガツン、ゴン!」

と、力ずくで関節技かけてきて、俺、気づいたら後ろから首根っこ掴まれて壁に顔面押しつけられ、両手は後ろ手にロックされ、両足はバシッと広げられ、身動きとれません、の状態。

よく、ハリウッド映画でポリスがストリートで捕まえた奴を、ポリスカーのボンネットに押しつけてるあの絵。数秒であの状態にされて。

そしたら、その若マッチョは俺をずっと壁に押さえつけたままボディーチェック。最初の担当官は、何やらヒステリックにわめきながら俺のキャリーバッグとバックパックの中身をがっさがっさ荒らしだして。これじゃどっちが強盗か分かりゃしない、のレベル、マジで。

「お前何か持ってるだろ!」
何も違法なものは持っていない。
「お前のその態度は絶対怪しい!」
「何も持ってないし、何もしてない。」
「え、何か持ってるに違いない!」
「だから、もう言ったでしょ。」
「どこに隠してるんだ!」
「もう 2 回も同じ質問に答えた。」
「このやろーこのやろー」

と、彼は俺の唯一の持ち物を全部床じゅうにぶちまけて。結局何も出てこなかったし、疲れたのか、テンション下がってきて、ようやく冷静に話しが出来る状態になって。若マッチョももういいと思ったのか「もう行っていいぞ」とか言って俺のこと解放して。いやあ、もういいぞって俺のセリフなのになあ、本当。


引っ掛かっちゃったイラつかせ作戦

まあ、結局しぶしぶその担当官は俺のパスポートにスタンプを押すという、基本的な彼のジョブをやっと行い、おれもスタンプさえもらえば後はバイバイ。むかついたけど、口論でもフィジカルでも戦ったらまず勝てない相手だし、意味ないしそんなのにエナジー使うの、と綺麗にパッキングし直して検問所を出た。

その後、アメリカ側のラレドからグレイハウンドに乗り込むまでは長かった。

あの時は、まじでアメリカの田舎白人は容赦しねえと思った。
差別的意識強過ぎなのか、偏見でイカレテルのか、テキサスのボーダーパトロールは。俺もかなりストレートだったけど、あれはやり過ぎでしょ。ワザといらつかせる作戦でまんまと乗っかっちゃったら、それ見ろとシメてくる。意味分かんねえね。付き合っちゃった俺がバカだった、と今は思えるけど。

とにかく 2001.911 以来、アメリカの入国審査は、表立って明らかに入国者をイラつかせる作戦に出てると思う。それワザとでしょ、ってくらい好戦的。ここ 3 年はアメリカに入国してないから現状は分からないけど。この時はモロそれに引っ掛かっちゃった感じ。今後は、もっと冷静に、心を落ち着けて対応したい。